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iPhone用ワンセグチューナー兼充電器であるTV&バッテリー(Amazon)。iPhoneにワンセグ視聴機能を追加する意欲的な製品ですが電源入れたり、充電したり、電波の良い所を探すのが面倒で正直ほとんど使っていません。

しかし、TVモバイル(iTunes Store)を使えば、そんな面倒な諸々から解放されるとのこと。

早速試してみたので必要なものなどを書いておきます。

TVモバイルって何?

いままでのTV&バッテリー(Amazon)は、ワンセグ視聴したい時に電源ON、受信感度の良いところを探すなどの必要がありました。定期的に充電も必要ですし。(ちなみにいままでiPhoneとはTV&バッテリーから出力される無線LAN電波で繋いでました。なので視聴時にはiPhoneのWiFi設定の変更も必要。)

しかし、今回リリースされたTVモバイル(iTunes Store)を使えば、TV&バッテリー(Amazon)を自宅に置いたまま外出先からアクセスすることができます。視聴はWi-Fi限定となりますが充電やワンセグ電波探しなどいろんな面倒な事から解放されます。


TVモバイルのサポートサイト

ただし、TV&バッテリー(Amazon)をバッテリーとして使えない、WiFiがないと見られない、慣れていないと設定が面倒かもと言うデメリットもあるので…

WiFi環境にいることが多い方やPocket WiFiなどモバイルWiFi環境を持っている方、そしてTV&バッテリー(Amazon)を眠らせている方はオススメ。外出先でのWifi環境、TV&バッテリー(Amazon)ともこれからって方は十分に検討ください。安くはないです。

余談ですが…TV&バッテリー(Amazon)のバッテリーとしての機能には個人的に不満があります。満タンに充電しても結構放電が早く1週間もほっておけば再充電が必要になっちゃうんです。バッテリーとしてなら他の製品をオススメします…

必要なもの(外出先/iPhone周辺)

iPhone

iPod touchは残念ですがTV&バッテリーを使えません。ソフトバンク系列の製品なので諦めるしかないですね。

テレビ+TVモバイル

以下の2つのアプリが必要です。

 テレビ(iTunes Store)
 TVモバイル(iTunes Store)

TVモバイルは無料アプリですが30秒*3回のテスト視聴しかできません。継続的な視聴にはライセンスをアプリ内課金で購入する必要があります。その値段は1,000円。

ちなみにTV&バッテリー(Amazon)を持ち歩いて普通に使う(= ロケフリにしない)ならテレビ(iTunes Store)だけ必要です。こちらは純粋な無料アプリ。

WiFi環境

WiFi必須です。残念なことにTVモバイル(iTunes Store)を利用したインターネット越しのワンセグ視聴は3G回線では行えません。視聴するためには公衆無線LANを利用する、Pocket WiFiのようなモバイル無線LANを用意するなどの必要があります。

また、TV&バッテリー(Amazon)とiPhoneは1対1で紐付け(ペアリンク)されます。家族全員がiPhoneだとしても使いまわしたりはできません。別のiPhoneで使うときはTV&バッテリー(Amazon)の初期化をしてペアリンクのし直しが必要になっちゃいます。

必要なもの(自宅/TV&バッテリー周辺)

ブロードバンド環境

ADSL、光などブロードバンド環境が必要です。下り5Mbps程度、上り700Kbps程度の回線速度でも十分配信・視聴ができました。しかし、TVモバイルのサポートサイトによると以下の環境はNGとのことです。

  1. インターネットへの通信において、プロキシおよびファイアウォールを通る仕組みになっている。
  2. マンション独自のインターネットサービス等で、家庭にグローバルIPアドレスが割り当てられていない。

無線LANルーター

設定が簡単なのはUPnPに対応しているルーターとのこと。
私はルーターのポート変換機能を使った手動設定にしましたが…UPnPで設定するのが簡単なようです。

できればDDNS(ダイナミックDNS)に対応したルーターの方が良いです。
iPhoneから自宅のTV&バッテリー(Amazon)にインターネット経由でアクセスすることになるのですが…(固定IPを持っている人は別として)多くの人はプロバイターから割り当てあられるグローバルIPアドレスが動的に変わってしまいます。でなもんでDDNSを使って自宅のIPアドレスに静的な名前(ホスト名)を付けてあげないと、どこにアクセスしたら良いかわからなくなっちゃうのです。

DDNSに非対応なルーターでも…自宅のパソコンを立ち上げ置いてDiCEなどをソフトウェア使い、ルーターの機能を代替え可能ですがちょっと面倒です。

よくわからないぜな方はPLANEXのTVモバイル動作検証済みルータを使うのも手です。(ひかり電話を使っているなどレンタルルーターを使わないといけない方は要注意です。)

 
これを機に無線LANルーターを買うなら簡易パッケージですがMZK-WNH-BK(Amazon)が安くて、動作確認済みなのでオススメかと。安かったので私も予備としてポチっときました…
2010-01-19追記 使ってみた感想として…ファームウェアを更新後、インターネット接続、TVモバイル設定ともつまずくことなくでき概ね満足です。しかし、PLANEX独自の不親切さや不可解さはしっかりあるので、ちょっと複雑なことをやろうとすると上手くいかない製品と言った印象です。安いし予備としてはこれで十分と割り切ることにしました。

もちろん有線LANルーター+無線LANアクセスポイントでも大丈夫なはずです。

あると便利なもの

自宅においておくTV&バッテリー(Amazon)の受信感度が良くないと頑張って設定する意味がないのですが…それを手助けしてくれるのが以下の商品。

UHF帯域(地デジ放送)の電波が受信可能なTVアンテナ端子とTV&バッテリーのアンテナを繋げることができ、感度が素晴らしくアップします。

こんな感じで常時電源ONにして放ってあります。
長さは3m/5m/10mがあります。TVアンテナ端子が埋まっているならアンテナ分配器(Amazon)を使うのも手です。

設定

基本的な設定の流れは設定方法 – テレビモバイルが参考に、手動でのルーター設定はMZK-WNHの設定例 – PLANEXが参考になると思います。

今回は手動設定でつまずきそうなポイントだけ補足します。

とりあえずはTV&バッテリーのアップデートを

特にTV&バッテリーを眠らせていた人はテレビ(iTunes Store)を最新版にして起動してみましょう。(iPhoneのWiFiをTV&バッテリーに切り替えるのをお忘れなく。)するとファームウェアのアップデートがはじまるかと思います。これをやっておかないと設定方法 – テレビモバイル通りに進めません。

SSIDがステルスだと上手くいかない

無線LANルーターの設定でSSIDを隠す設定にしているとTVモバイル(iTunes Store)がSSIDを見つけられないようです。手動指定ができないのでステルスを解除してください。

ルーター側の手動設定について

DDNSの設定(あれば)と「WAN側の8081番をTV&バッテリーのIPアドレスの8081番」に「ポート変換」の設定をするだけです。

MZK-WNHの設定例 – PLANEXではTV&バッテリーのIPアドレスをDHCPで取得したものにしてますが…固定できるなら固定した方が良いような。ちなみにTV&バッテリーのIPアドレスはTVモバイルの[リモートモード設定]-[TV&バッテリー情報]から指定できます。

 

 

ダイナミックDNS(DDNS)って何さ?

ダイナミックDNS(DDNS)って何さ?って方は以下が参考になると思います。
ダイナミックドメインネームシステム(個人向け常時接続回線におけるダイナミックDNS) – Wikipedia
DynDns 使い方 – google検索

ライセンスの購入は接続設定ができてから

アプリ内課金で1,000円もする視聴ライセンス。30秒*3回は無料で試験視聴できるので設定が完了して、その品質に満足してから購入しましょう。

これは快適!

一通り設定が終わったら思う存分視聴しましょう。もちろん録画もできます。

 

 

下り5Mbps、下り700Kbps程度のADSL環境でも映像も音声も途切れることなく十分視聴できました。私はPocket WiFiをいつも持ち歩いているので、荷物を増やすことなくどこでもワンセグ受信ができるようになり満足です!

ワンセグなんてたいていの携帯電話についている機能ですが…散歩してても建物の中に入ってもイーモバイルの回線さえ元気なら映像・音声ともほぼ途切れることなく受信できる点は素晴らしい。(ただし、Wifi限定ですが。)

もちろんTV&バッテリー(Amazon)から揃えるとなるとそれなりにお金も掛かり、設定も慣れていない方には面倒かもしれません。十分にご検討の上、iPhoneをさらに一歩進化させてみてはいかがでしょう。

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