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最厚16mmのハイパワーマシン「Dell New XPS15 2in1」と過ごしてみた

この記事はデル アンバサダープログラムのモニターに参加して書いています。

2018年7月に発売されたDell New XPS15 2in1をお借りしました。薄い(9~16mm)、高性能(AMD製GPU入り)、高い汎用性(ペン付き2in1)と非常に魅力溢れる1台です。3週間ほど一緒に過ごしていいなぁと思った点、いまいちだなぁと思った点をお届けします。このレビューが誰かの何かの役に立てば幸いです。

今回お借りした製品

今回お借りしたのは2018年7月に発売された「Dell New XPS15 2in1」の プラチナ・4Kタッチパネル・16GBメモリ (アクティブペン付)(269,980円 - 執筆時点の直販価格)。簡単なスペック表を載せておきます。

モデル名 New XPS 15 2in1 プラチナ・4Kタッチパネル・16GBメモリ (アクティブペン付)
CPU 第8世代インテル® Core™ i7-8705G プロセッサー
ビデオカード Radeon™ RX Vega M GL グラフィックス(4GB HBM2 グラフィックス メモリ 付き) + インテル® HD グラフィックス 630
OS Windows 10 Home 64ビット 日本語
Office なし
メモリ 16GB DDR4-2400MHz 内蔵
ハードドライブ 512GB M.2 2280 PCIe SSD
ディスプレイ 15.6インチ 4K Ultra HD (3840 x 2160) InfinityEdge アンチ-Reflective タッチ IPS 100% minimum AdobeRGB 400-Nit
ポート 2 x Thunderbolt™ 3(電力供給およびDisplayPort対応)(PCI Express Gen 3 x 4レーン)
2 x USB-C 3.1(電力供給およびDisplayPort対応)
1 x ヘッドセットジャック
寸法・重量 高さ: 9~16 mm x 幅: 354 mm x 奥行き: 235 mm
最小重量: 1.98kg

New XPS15 2in1のここが好き。薄いのに高性能。

独断と偏見で「News XPS15 2in1」の最大の特徴は「薄いのに高性能」。単にCPUの性能が高いだけではなくAMD製GPU「Radeon™ RX Vega M GL グラフィックス(4GB HBM2 グラフィックス メモリ 付き)」を搭載して厚さはなんと16mm。

Intel製の第8世代Core iプロセッサとAMD製のRadeon™ RX Vega M GLが同居する「第8世代 Intel Core with Radeon RX VEGA M」が高性能と薄型の両立を支えているようです。IntelとAMDが同居とは面白いですね。
01_8th Gen Intel® Core™ processors with Radeon™ RX Vega M Graphics
(8TH GEN INTEL CORE PROCESSORS WITH RADEON RX VEGA M GRAPHICS(PDF)より

PassMark - G3D Markのスコアは以下の通り。

G3D Markスコア上はGTX1050以上、GTX1050Ti以下といった感じですね。さっそく実際にその性能を使っていきましょう。

まずは比較的軽量な「ドラゴンクエストX」。1920x1080 最高品質で「すごく快適(14679)」。3840x2160 最高画質にしても「快適(5318)」と十分な性能。
02_ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.51

続いてはドラクエよりちょっと重たい「ファイナルファンタジーXIV」。1920x1080 最高品質で「とても快適(5779)」とこちらも余裕。
03_XIV_ 紅蓮のリベレーター ベンチマーク

「Fortnite」では1920x1080のフルスクリーンでグラフィック設定を高にして20FPSから30FPS程度。3D解像度は1920x1080のままで他を中にして50FPS前後といったところでしょうか。余裕とは言えませんが十分遊べます。
03_フォートナイト

「バトルフィールド1」も1920x1080のフルスクリーンで40~60FPSで遊べます。お、この薄さでFPS遊べるのは嬉しい。ただ、高負荷状態が続くとキーボード部分もホカホカです。
04_BF1

軽いゲームは4Kでも遊べる、重たいゲームは解像度や設定を落とせば遊べると言ったところでしょうか。ゲーミングディスプレイのように高リフレッシュレートではありませんが、綺麗なディスプレイと音量を上げれば左右どちらから足音がするかわかるスピーカーも相まってゲームプレイは好印象です。

ちなみにディスプレイは4K Ultra HD (3840 x 2160) 。Adobe RGBカバー率100% 400Nitと高品質。今回はゲーム中心にご紹介していますが動画鑑賞、写真や映像の編集にも活躍してくれるディスプレイ性能です。
05_BigBuckBunny60fps4K
Big Buck Bunny 60fps 4K - Official Blender Foundation Short Film” by Blender is licensed under CC BY 3.0

スペック表にはアンチ-Reflectiveと記載されていますがグレア液晶です。画面を明るくすれば日中屋外で使えないこともないですが反射はします。
06_晴れた屋外での映り込み

さてさて、次はVRで遊んでみましょう。まずはSteamVR Performance Testでベンチマーク。レディではないけどぎりぎり可能。スペック欄がCPU内蔵のものですがきちんとRadeonが使われているはずです。
07_SteamVR パフォーマンステスト結果

Windows MRで遊んでいきたいと思います。HDMIやUSB Type-Aのポートが必要ですがそこは変換ケーブルなどを使って接続します。
08_WindowsMR

Mixed Reality ポータルでWebや動画を見るのは余裕です。やっぱりGPU付いているといいなぁ。
09_MixedReality

Windowsストア版のMinecraftもVRで遊べます。
10_Maincraft

Steam VR経由でGoogle Earth VRも遊べます。VR酔いがキツイ方にはお勧めしませんが「Comfort Mode」をオフにするとスーパーマンごっこ、パーマンごっこ、舞空術ごっこなどがはかどります。
11_GoogleEarthVR01

12_GoogleEarthVR02

Google Earth VR程度なら快適に遊べますが、重たいVRゲームを快適に遊ぶスペックはありません。「Beat Saber」など多くのVRゲームの推奨環境はGTX 1060。「Skyrim VR」など重めのゲームではGTX 1070が推奨環境となっています。「VR Kanojo」ではGTX 1060が最低環境と要高スペックです。

GTX 1060クラスなら完璧だった…しかし、それは結構なわがまま。どれくらいわがままなのか薄くてGPU積んでいるノートパソコンを比べて見ましょう。

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New XPS15 2in1Surface Book 2NEW RAZER BLADE PRO
価格(税込み)269,980円※1354,024円※2485,784円
CPU(CPU Mark)i7-8705G(10,148※3)i7-8650U(8,883)i7-7820HK(10,047※3)
GPU(G3D Mark)Radeon RX Vega M GL(5,168)GeForce GTX 1060(9,006)GeForce GTX 1080(12,322)
ディスプレイ(解像度)15.6型(3840x2160)15型(3240x2160)17型(3840×2160)

(mm)
354343424
奥行き
(mm)
235251281
高さ
(mm)
162322.5
重さ
(約kg)
1.981.903.49
スタイル2in1(ペン付属)セパレート2in1(ペン別売)ノートパソコン

※1 執筆時点のプラチナ・4Kタッチパネル・16GBメモリモデルの価格です。※2 512GBモデルの価格です。Office 2016が付属します。※3 NEW RAZER BLADE PROにはオーバークロック版のCPUが搭載されています。オーバークロック版ではないもののスコアを記載しています。New XPS15 2in1との差は僅差につき逆転する可能性があります。

高性能なGPUと高解像度なディスプレイを備えた薄型のノートパソコンは選択肢は多くありません。そしてどれも高級品。New XPS15 2in1はその中では比較的お安い製品なのです。なお、この機種と同じくRadeon RX Vega M GLを搭載したノートパソコンとしてはHP Spectre 15 x360があります。New XPS15 2in1と似た価格帯なのでライバル機ですね。

New XPS15 2in1のここがいまいち。薄いけど?薄いのに?うるさい。

薄いパソコンだと省電力なCPUでファンレスだったり内蔵GPUだったりと静かなイメージがありますが「New XPS15 2in1」はAMD製GPUを搭載した高性能機。ファンが回り出すと結構な音がします。

無音時の室内およびファンが回っていないときは39db前後。40dbが図書館や静かな住宅地の昼と言われています。
13_騒音計測静かなとき

ファンが回り出すと49db前後。50dbが静かな事務所や換気扇(1m)、60dbが掃除機(1m)、テレビ(1m)などと言われています。計測値はあくまで参考程度にして頂ければと思いますが静かな環境では目立ちます。
14_騒音計測フル回転

Surface Pro 3を同じ方法で計測すると43db前後、GTX1070搭載のゲーミングノートパソコンでは標準モードで47db前後、パフォーマンスを最大にするモードで54db前後。静かなゲーミングノートよりはうるさくて、うるさいゲーミングノートよりは静か。この結果は性能的にも順当。この機種が特別うるさいと言うわけではありません。

New XPS15 2in1には「内蔵ジャイロセンサおよび加速度センサは、XPS 15 2-in-1が膝の上にあるのか、それともデスクに置かれた状態なのかを判別します。パソコン本体の温度調整を行うことでパソコンを膝の上に置いた作業でも熱くなりすぎず、またデスクトップでの作業時にはシステムパフォーマンスを最大化します。 」となかなかスゴイ機能が付いています。しかし、任意に静音優先、パフォーマンス優先などを切り替えることはできません。自分が演者じゃないイベント会場などに持っていくのはないかなぁ。

また、キーボードについては「世界初の磁気浮遊式キーボード: マグネットの力でキーボードを支える、MagLev キーボードの設計は革新的。通常のキーボードに比べて24%も薄型化されたことでパソコン本体もより薄く設計することができ、またキー入力の信頼性も高くなっています。」と世界初がさらっと書かれています。これも薄さの理由だったのですね。打鍵感は決して悪くないのですが、パコッパコッと音が大きめなキーボードです。

デル・リアルサイトに行けば展示品もあるようですが店舗数が限られているので打鍵音のサンプルをYoutubeにアップしておきました。比較対象としてSurface Pro Type CoverとCHERRY MX 赤軸キーボードの打鍵音も録音してあります。音量はある程度平準化していますが、どんな音がするのかはご確認いただけるかと。

まとめとか写真とか

薄くて高性能なノートパソコンを探している方にはお勧めの1台。薄型でGPU搭載な中では比較的安価かと思います。しかし、静かなパソコンを探している方や分厚くても高性能なノートパソコンが良い方は別の1台が良いでしょう。

最後に今回ご紹介しなかった点を簡単に写真で。

2in1なのでテントモードもいけます。さらにはペンも付属しています。汎用性の高い1台です。
15_テントモード

15.6インチは194x345mm、A4用紙は210×297mm。拡大縮小しなくても書類にペン入れができる画面サイズです。
16_タブレットモード

(ノートパソコン時の)向かって左側はThunderbolt 3(電力供給およびDisplayPort対応)(PCIe Gen 3 x 4レーン)x 2、microSDカードリーダー、バッテリ・ゲージ・インジケータがあります。
17_左側

右側はUSB-C 3.1(電力供給およびDisplayPort対応)x 2、ヘッドセットジャック、Nobleロックスロットがあります。Type-Aこそありませんがポート数は十分です。
18_右側

指紋認証、顔認証にも対応。電源ボタンが指紋、画面下部には顔認証にも対応したカメラが搭載されています。
19_指紋と顔認証

背面はこんな感じ。ファンのスリットがあるので芝生の上で写真を撮るときは下に紙をひいてます。草を吸わないように。
20_背面

約2kgと軽くはないですがリュックに入れて毎日持ち歩きました。ノートパソコンならお出かけしないともったいない。お気に入りの場所で仕事に遊びに活躍してくれました。
21_一緒に外へ

この記事の写真は屋外写真はGalaxy Note 8で、屋内写真はGalaxy Note 9で撮影しました。明るさ、コントラストなどは調整してあります。

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