- iPhoneや携帯電話、デジカメなど液晶が付いている端末で使える!
- 光源は液晶画面。だから電源不要!
- 4,000円(出荷手数料込み)で買える!
な簡易プロジェクター「HypnosEye」(ヒプノスアイ)を買ってみました。
AppleコンポジットAVケーブル(レビュー記事)も愛用していますが、写真のスライドショーとiPod/YoutubeビデオしかTV出力できません。「HypnosEye」ならどんなアプリでも見られるじゃんと言う淡い期待とともに...
今回買ったモノ
マイティ・テクノロジー株式会社さんの「HypnosEye」(ヒプノスアイ)買いました。公式サイトを拝見すると「トレンドたまご(ワールドビジネスサテライト)」でも紹介されたとあります。
販売はAmazon経由で行っており本体4,000円(出荷手数料500円含む)、専用スクリーン付きで5,000円(出荷手数料500円含む)でした。(銀行振込・代引き希望の方は公式サイトからメール注文です。)
今回は1,000円の違いならってことで専用スクリーン付きを購入しました。
製品仕様は以下の通り。液晶が付いている端末ならiPhone以外でも大丈夫のようですが、液晶輝度調整機能が付いていること、またサイズが合うことをご確認ください。
- 投影範囲
- 0.5m〜2mの投影距離で17インチから45インチの映像を投影
※投影距離が短い方が色落ちが少ない。
※投影画面の左右のフチが明瞭さに少し欠ける - 質量
- 400g
- 画像の取り込み口サイズ
- 端末の厚さ10〜25mm 端末の液晶サイズ 最大50×70mm
- 外形:専用スタンド使用時
- 最小:110W×105D×85H(mm)/最大:140W×105D×85H(mm)
シンプルな作りでセットアップは簡単
まずは付属物。本体と専用スクリーン、調整クッション(角度調整用のウレタン)です。専用スクリーンはAlcan Airex FOREX classic - ポリ塩化ビニル?でできていて大きさは17インチモニタより一回り小さい程度です。
本体の構造はガワ、レンズ、ミラー(内部にあります)と至ってシンプル。しかし、見た目よりも結構ずっしりしています。(400g)
配線等が一切ないのでセッティングは簡単。最高輝度+自動調整OFFにしたiPhoneを本体に挟み込むだけ。ピント合わせはレンズ部をスライドさせるアナログ設計です。
ちなみに挟み込んじゃうので投影しながらiPhoneの操作はできません。
天井に向けて投影もできるみたい。
うーん、ぼける
専用スクリーンにホームスクリーンを表示してみました。仕様にも「但し、投影画面の左右の縁が明瞭さに少し欠けます。」とありますが...真ん中にピントを合わせるとフチはかなりボケボケです。(曲がっているのは私のセッティングが悪い)
加えて、光源はiPhoneの液晶のみなので、部屋は真っ暗に近い状態でないとキツイかも。
ここまではいつも通りiPhoneで撮った写真ですが、これ以降の写真は10-20秒露光して撮ってます。iPhoneで撮影すると真っ暗です...
写真はこんな感じ。動画も見られないことはないですが鮮明さには欠けます。
こんな使い方はどうでしょう
せっかく買ったので何かに活用したい...「HypnosEye」は天井に向けても投影できるのでLCD Clock(App Store:115)と組み合わせてみました。すると天井に巨大時計が出現!
夜中に突然目覚めても、時計や携帯を探すことなく時間がわかるライフハックの完成?!
Wired Frame(App Store:230円)、MyReef 3D Aquarium(App Store:350円)も天井投影を試しましたがLCD Clockくらいスッキリしていないと天井のように距離があるとキツかった...LCD Clockなら天井でもバッチリです。
雑感
フチのボケが激しく、光量も少ないので、小さな専用スクリーンに投影してもモバイルプレゼン用途には使うことは難しいと思います。
そう言う用途の方はOptoma ポケットプロジェクター PK101(Amazon)のような製品を検討した方が良いと思います。
「HypnosEye」は4,000円。失礼な言い方かもですが...この値段ですし"おもちゃ"と捉えれば面白い製品です。今日は天井に時計を投影して寝ることにします。