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『いい感じ!』(good egg!)なモノやコトをご紹介。
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小学2年生にパソコンを与えるためにしたこと

4月に小学2年生になる娘曰く「学校でパソコンの授業があった!」とのこと。

電源を入れたり、切ったり、お絵描きしたり程度のようですが、私が小学生のときにはパソコンの授業なんてなかったなぁ。

パソコンを与えるのは、もうちょっと漢字が読めるようになったり、ローマ字が理解できるようになってからと思っていました。

鉛筆、消しゴム、定規、絵の具、辞書 etc...など娘が使いこなしを覚えるべき道具はたくさんありますし。

しかし、授業で触って興味が沸いてきた模様。興味があるのは良い機会なので、パソコンを与え慣れ親しんでもらうことにしました。

今日は子供にパソコンを与えるために、調べた事や設定した事をメモしておきます。子供にパソコンを与えようと考えている方の参考になれば幸いです。

目次

OSを決める。

まずはOSをどうするか。

学校と同じが親しみやすいだろうと思い、娘に「学校のパソコンと似ているのはどれ?」と各OSの画面を見せながら聞いてみました。その答えは「この旗のやつ。Windows 7だよ。」とのこと。

念のため公立小学校ではどんなOSが使われているのか調べてみます。見つけたのは「学校における教育の情報化の実態等に関する調査(平成24年度)」(政府統計の総合窓口 / 文部科学省)。過去の調査結果はこちら

政府統計の総合窓口で公表されている調査結果の「(3)教育用コンピュータのOS別台数 - 小学校」を見てみると、Windows8が3.2%、Windows7が40.0%、Windows Vistaが21.1%、Windows XPが33.5%、Macは0.3%となっています。また、iOSは0.4%、Androidは0.1%です。Windowsの独壇場ですね。

調査基準日は平成25年3月1日。この記事を書いた1年前の調査ですし、Windows 7が一番多い(40.0%)と言うのは予想通り。しかし、Windows XPの残り具合(33.5%)にはびっくり。

大量のXP機はWindows7にアップグレード?、Windows8に刷新?(ちなみに小学校における教育用コンピュータの65.8%はレンタル・リース)、インターネット繋がない?今年の調査結果が気になります。

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脱線。教育用コンピュータの目標台数。

「学校における教育の情報化の実態等に関する調査(平成24年度)」(政府統計の総合窓口 / 文部科学省)には、興味深いデータがたくさん。

たとえば「教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数」。残念ながら最下位は埼玉・愛知で8.2人/台、トップは鹿児島の4.5人/台、平均は6.5人/台となっていてます。平均の推移は6.8(H22)→6.6(H23)→6.6(H24)→6.5(H25)人/台と近年は横ばいです。

目標ってどれくらいなんだろうとさらに調べてみると、第1期教育振興基本計画(平成20年)では、平成22年度までに3.6人/台が目標とあります。で、未達。

第2期教育振興基本計画(平成25年)(対象期間:平成25年度~平成29年度)でも3.6人/台が目標とあります。3.6人/台と言うのは「コンピュータ教室40台、各普通教室1台、特別教室6台、可動式コンピュータ40台」を整備した場合の値のようです。

ちなみに教員の校務用コンピュータ整備率では、奈良県がダントツ最下位の66.4%、トップは島根の131.3%、平均は108.1%。校務用コンピューターが少ない奈良県は、教育用コンピュータの台数や校内LAN整備率も低め。

それで奈良県が気になって学校におけるICT環境整備の在り方(奈良県立教育研究所 平成24年度)(リンク先はPDF)を読む。などをやっていると、あっと言う間に時間が過ぎていきます。インターネット怖い。

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パソコン本体と周辺機器を決める。

OSが決まったので、次はパソコン本体と周辺機器です。

興味がどの程度継続するのか、どの程度進むのかも不明なので、余っている物を活用することにします。

パソコン本体はMacBook Air (11-inch,Late 2010 - Core 2 Duo 1.6GHz/4GB RAM/128GB SSD)に決定。Windows 7ならBootCampで動かせますし、ギリギリですがOS X Mavericks‎も動きます。なにより余っている。(各MacモデルでのBoot Campの条件はこちら

ちなみにスタンドはTwelve South BookArc for Air(Amazon)です。

次はWindows 7。これは使っていないライセンスがあるので解決。「Windows 7 Professional with Service Pack 1」(64bit)を導入することにします。

ちなみにWindows 7は、2013年10月末にパッケージ版の出荷終了しています。いまから入手したいなら、プリインストールされたパソコンやダウングレード可能なパソコンを買うか、内蔵パーツとセットで買う/使うDSP版(諸条件を購入前によく調べるのが吉)を買うかなど。

最後に周辺機器。Windows用のキーボードがないので新調することにしました。

購入候補はコストパフォーマンスの高いマイクロソフト製。人間工学デザインな「マイクロソフト ワイヤレス キーボード+マウス Sculpt Ergonomic Desktop L5V-00022(Amazon)」を買ってみたい。
マイクロソフト ワイヤレス 人間工学デザイン キーボード+マウス Sculpt Ergonomic Desktop L5V-00022

と思いましたが、最初はベーシックなデザインの物をと言うことで「マイクロソフト ワイヤレス キーボード+マウス Wireless Desktop 3000 MFC-00036(Amazon)」に決定。

子供の手にはちょっと大きいかも。暫くは様子見。

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パソコンの設置場所を決める。

先月、自宅の作業部屋を対面して作業できるようにしたり、ホワイトボードを設置したりしました。娘には私の目の前でプレッシャーを感じながら使ってもらうことにします。

しかし、私が家にいない時間もありますし、妻も常時見守ることは難しい。親の目が届く仕組みは別途導入することにします。

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パソコンを子供向けに設定する。

Macはしばらく子供に使わせないので、自動ログインをオフにして設定はおしまい。

さくっとBootCampでWindows7をインストールしたら、何はともあれセキュリティソフトの導入です。

無料で使えるMicrosoft Security Essentialsなどでも十分かと思いますが、私は「マカフィーマルチデバイスセキュリティ」を使っています。

マカフィーマルチデバイスセキュリティ」は、月額500円で最大5台までのWindows/Mac/Androidが保護できるサービス。so-netが提供しているサービスですが、プロバイダーとしてso-netを使っていなくても申し込めます。

インターネットに繋いだらWindowsを最新の状態にします。ただ待っているだけですが...長かった。

次は子どもを保護・監視するためのサービス/ソフトウェアの導入です。

そもそも最初からインターネットに繋ぐのかと言う点も悩みましたが...学習から遊びまで広くサポートした「Yahoo!きっず」や「キッズgoo」などのポータルサイトなど限られた世界だけでインターネットに触れるのは良しとしました。

今回採用したのはマイクロソフトが無償で提供している「Windows Live ファミリー セーフティ」(リンク先は設定方法のページ)です。

主な機能は以下の通り。

  • 活動レポート
    • いつどんなソフトウェアを使っていたか。
    • いつどんなWebサイトを見ていたか。
  • Webフィルタリング
    • 子ども向け、一般向けなど大まかなカテゴリ設定と許可・拒否リスト。
    • 子供からの制限解除リクエストとその応答。
  • 利用時間制限
    • 上限時間制限(Windows8,RT以降のみ)。
    • 利用時間帯制限。
  • アプリの制限
    • インストールされているソフトの利用可否設定。
  • ゲームのレーティング
    • CERO年齢区分の指定。(CERO以外のレーティング指定も可能。)

Windows Live ファミリー セーフティの設定手順。

[スタート]-[すべてのプログラム]-[Windows Live]-[Windows Live ファミリー セーフティ] がある方は、手順1及び2を飛ばして手順3へどうぞ。

手順1.ダウンロード

Windows Live ファミリー セーフティは「Windows Essentials 2012」の一部です。まずはWindows Essentials 2012をダウンロードします。

手順2.インストール

Windows Essentials 2012」には、「Windows Live ファミリー セーフティ」以外にもOneDrive、メール、Messengerなどが含まれます。今回は不要なので除外してインストールしました。

手順3.Microsoftアカウントでログイン

インストールが終わったらスタートメニューから「Windows Live ファミリー セーフティ」起動します。規約を確認したら、保護者のMicrosoftアカウントでログインしましょう。

ちなみに2段階認証には非対応。アプリパスワードを作成してログインする必要があります。

また、保護者となるアカウントは複数設定することも可能です。詳しくはこちら

手順4.ユーザ作成

子ども用のユーザーアカウントは「Windows標準ユーザーアカウントの新規作成」から行います。作成したら「アカウントの監視」をオンにして「保存」を選択。もちろん既に作成済みのユーザーアカウントを監視対象にすることもできます。

手順5.Webサイトで制限を設定

ここからの設定はファミリーセーフティのWebサイトから行います。設定を変更したはずなのに反映されないと言うときは、Windowsから子ども用のユーザーアカウントをログオフし、再ログインしてみましょう。

手順6.制限を設定(Webコンテンツの制限)

「Webコンテンツの制限」では、許可リストのみ・お子様向け・一般的な内容・オンラインでのコミュニケーション・成人向けのサイトを警告の5段階から制限を指定できます。また、これとは別にファイルのダウンロードを禁止することも可能です。

お子様向けと一般的な内容の違いは以下の通り。

お子様向け 一般的な内容
Yahoo!きっず OK OK
gooキッズ OK OK
Google NG OK
YouTube NG OK
2ch NG OK
Twitter NG NG
データカードダス アイカツ! NG OK
学校BBS by ミルクカフェ NG OK
dmm.co.jp NG NG
GEOアダルト動画 NG OK
duga.jp NG NG

「一般的な内容」では、"アダルトサイト"でGoogle検索をして広告枠や検索上位にあるサイトでさえブロックできないことがありました。また、2chや学校BBSにアクセスできるなど比較的緩め。「お子様向け」はアイカツのサイトすら見えないくらい厳しめです。

なお、「許可リスト」は保護者が事前に設定することはもちろん、子どもが許可リクエストを送ることも可能です。

我が家の場合、限られたサイトだけできれば十分なので「お子様向け+必要なサイトは許可リスト+ファイルダウンロード禁止」で運用していきます。

しかし、高学年や中学生くらいになるとこの運用では無理があるかも。そのときは閲覧はOKだけど書き込みはNG、検索結果の一部だけをフィルターできるなどより細かい設定ができる「i-フィルター」に乗換を検討します。

手順7.制限を設定(時間制限)

時間制限では「使用時間の上限」(Windows 8、RT以降のOSのみ対応)と

「使用制限時間帯の制限」

が行えます。

我が家では寝る時間は決まっているので、特段設定していません。

手順8.制限を設定(アプリの制限)

「アプリの制限」はパソコンにインストールされたソフトの起動可否を設定する機能。必要なソフトのみ「許可」にしておくとよいでしょう。

手順9.制限を設定(Windowsストアアプリとゲームの制限)

Windowsストアアプリとゲームの制限では、「レーティングシステム」の選択と

「レーティングレベル」の指定が行えます。

アプリの制限をしているので特段いじっていません。

手順10.活動レポート

最後は活動レポート。どんなWebサイトを見たのかや、

いつどんなアプリを起動していたのかを知ることができます。

何時に何をしていたのかまではわかりません。

その他の設定

ユーザーの画像を変更する。

ユーザーの画像はwii u(Amazon)のMiiスタジオから取得して設定します。

タイピングソフトの導入。

電源、マウスなど基本の基本は口頭で教えるとして、たぶん最初につまずくのはタイピング。これはつきっきりで教えることは難しそうなので、ソフトを用意してあげることにします。

タイピング 小学生」でAmazonを検索してみると...Windows7やWindows8に対応しているのはきっずタイピング(がくげい)しかありません。早速購入。

平仮名表記なので子どもが1人で学ぶことができそうです。

あとはIEのスタートページを「Yahoo!きっず」と「キッズgoo」に設定したり、マウスカーソルを見つけやすいよう「特大」にしたりと細かい設定。

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パソコンを教える

今回の目的はパソコンに慣れ親しむこと。親がパソコン使っているのは見ているので、パソコンが仕事、買い物、調べ物、宅内の掲示物作りなどに使えることは知っているようです。しかし、まだパソコンで何がしたいと言うのはないようです。

しばらくは「タイピング」、「Yahoo!きっず」、「キッズgoo」でパソコンに慣れ親しんでもらい、慣れてきたら手紙を書く、年賀状を作るなどなど興味に合わせて教えていってあげればと。

まずは簡単なパソコン教室とインターネット教育を行うことしました。

1.パソコンでできることを見せる。

改めて私のパソコン(Mac)で家族写真を見せたり、インターネットで買い物したり、メールしたり、手紙を書いたりを見せます。まずはパソコンを使いこなすと、どんなことができるようになるのかを再確認してもらいます。今後もできるだけ機会を作り、色々見せて興味を誘導していければと。

2.インターネットのルールを教える。

インターネットのルールについては、Yahoo!きっずの「インターネット5つのルール」が、項目少なく分かりやすいのでそれを説明※1。ふりがなを振りながら、かみ砕いて説明します。

※1 3月末にYahoo!きっずがリニューアルし、ここで使っている指導用教材へのリンクが途切れてしましました。復活したらリンク貼ります。

理解度チェックに「ネットのマナーABC」※1を説明しながらやってみます。

1回の説明で分かるわけもなく、徐々にできることを広げながら説明していくことにします。

3.我が家のルールを決める。

次に利用時間、目的、困ったときの対応など我が家のルール。こちらもYahoo!きっずの教材※1を使います。

※1 3月末にYahoo!きっずがリニューアルし、ここで使っている指導用教材へのリンクが途切れてしましました。復活したらリンク貼ります。

我が家では「毎日の宿題と勉強が終わってから使うこと(ゲーム類と同じ扱い)」、「パソコンに慣れることが目的」、「困ったらお父さんに相談する」をルールにしました。

4.パソコンを教える。

最初なのでできるだけシンプルに。「パソコンのはじめ方と終わり方」、「IEの起動と終了」、「Yahoo!きっずの簡単な説明」、「タイピングソフトの使い方」だけ教えました。

今後は興味に合わせて環境を変えてあげようと思います。

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脱線。情報教育やインターネットで入手できる教材・素材のリンク。

子供向け

Yahoo!きっず
子ども向けポータルサイト。学習、ゲーム、図鑑、クイズ、うらないなどコンテンツが豊富。2014年3月末にリニューアル。よみがなツールは学年(低学年、中学年、高学年、中学生)も選べ秀逸。

Yahoo!きっず学習
Yahoo!きっず内の学習コンテンツ。学年・教科別のドリル。リニューアル前は中学生まで対応だったような。

Microsoft ファミリー セーフティ 子ども向け Web サイトを見る
子ども向けの検索窓(Bing)とリンク集。

キッズgoo
子ども向けポータルサイト。ゲーム、学習、子供向けの検索窓など。学年は指定できないもののよみがなツールあり。

キッズ@nifty
子ども向けポータルサイト。掲示板に「大好きな彼が、突然キスしてくれました! くっそうれしいです!!!」(11才女の子)と書いてあった。

NTTグループ 子ども向けサイト
ビジュアルプログラミング言語「ビスケット」など。

内閣府キッズページ
少子化対策キッズページ、日本学術会議おもしろ情報館など。カタっ。
警視庁公正取引委員会金融庁などにもキッズページあり。総務省がリンク集を作っています。

保護者や教師向け

Yahoo!きっずガイド 先生・保護者向け
Yahoo!きっずの先生・保護者向けサイト。リニューアル前はインターネットの5つのルール、わが家の決まり、ローマ字表など指導用教材がダウンロードできた。リニューアル後はリンクが切れている。

キッズgoo 保護者のページ
子供に関するニュース、親子で学ぶインターネットの安全な使い方、インターネット7つのルールなど。

教育の情報化の推進(文部科学省)
教育の情報化に関する資料、手引き、調査統計など。教育関係者向けだが保護者が使える資料も多数。しかし、リンク切れがあったり、古い資料にリンクされていたり...

学力向上 ICT活用指導ハンドブック(財団法人コンピュータ教育開発センター)
教職員向け。先生がんばれ。

理科ねっとわーく一般公開版
理科に関するデジタル教材が35.000点以上入手できる。教職員や教育課程の大学生などは利用者登録をすると理科ねっとわーくが利用できる。

GENES 全国学習情報データベース(旧NICER)
自宅学習にも使えそうなプリントなどの教材多数。学習教材教育情報ナショナルセンター(NICER)は平成23年3月31日で運用終了。コンテンツが古い可能性も。

学習指導要領
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