iPhoneのメールアプリはdoc/pdf/ppt/xls/vcf...と結構な種類の添付ファイルがプレビューできます。
最初に検証したExcel編では10列*1,000行で40秒と言うちょっときつい値でした。しかし、今回ご紹介するPDFは結構快適ですよ。
前提条件
- 特段記載ないときはAdobe Acrobat 7.0で生成。(出力設定は標準。)
- iPhoneはFW2.0.2(5C1)です。
- 以下の検証結果は条件の違いによって違う結果になる可能性もあります。その点について何卒ご了承くださいませ。
1.大量データなどを試してみる
結果
Excelファイルをそのまま表示すると以下のような結果でしたが...
10列*1,000行 = 40秒掛かる
10列*10,000行 = 5分半くらいで毎度アプリが落ちる
PDFファイルだと...
10列*1,000行(18ページ) = 1-2秒足らず
10列*10,000行(179ページ) = 1-2秒足らず
と(これがPDFの特徴なのかもしれませんが...)高速に表示ができます。
もちろん横表示も可能で、スクロールもスムーズです。
(但し、ページスクロール機能はないので、179ページもある10列*10,000行の末尾に行くことは大仕事です。)
サンプルファイル
10列*1,000行のpdfをダウンロード(65kb)
10列*10,000行のpdfをダウンロード(280kb)
2.Excelだと閲覧できなかったもの
Excelだと表示できなかったものもPDFなら表示可能です。
(当たり前かもしれませんが...)
グラフ
Excel
PDF
オートシェイプ系
Excel
PDF
3.さらに使いこなす
結論としてPDFとiPhoneの相性は抜群です。
(こないだExcelに閉口したのもありますが...)
なのでさらに使いこなすことにします。
私のオススメは...
職場のデスクに鎮座する両面ADFスキャナです。(富士通 ScanSnap S300 FI-S300)
こんなイメージで使ってます。
大きめなファイルを沢山持ち歩く方はAirSharing(愛用中)やMobileFinderが良いかと。
すると...
- 手書き入り(重要)の企画書や仕様書
- 付箋に書き殴ったメモ
- 雑誌の切り抜き
- etc...
なんでもかんでもiPhoneで持ち運べます。
「紙しかない」って資料も多いので重宝してます。
ScanSnap+iPhoneのスクリーンショット(ぼかしてます。)
重めのファイルで表示までにかかった秒数
雑誌::高解像度::2ページ::1MB = 約10秒
雑誌::標準解像度::18ページ::6MB = 約15-20秒
(5ページ毎くらいに約15-20秒待つ。さすがに重いか。)
雑誌の切り抜き以外は結構軽快。
気軽に買うもんじゃないですが...
デスクが紙に囲まれて居る方は是非。
iPhone用リンク(Windowsユーザー)
富士通 ScanSnap S300 FI-S300
iPhone用リンク(Macユーザー)
富士通 ScanSnap S300M(for Macintosh) FI-S300M