私は算数が苦手。
大人になってからは「数字のお尻に"円"を付けて苦手な暗算を頑張るライフハック」を駆使していますが、手放すことのできないのが「電卓」です。
今日は愛用の「電卓」を7つご紹介します。
目次
- 卓上には素早く起動する高性能な電卓を
- っていうか家中に電卓を
- ブラウザなら「Wolfram Alpha」のプラグインで
- Macなら「Spotlight」
- iPhoneなら「計算機+ 式が見える電卓」が新定番
- Galaxy Note 3の電卓も便利
- これが一番
1.卓上には素早く起動する高性能な電卓を
スマホもタブレットも肌身離さず持ち歩いていますが、それでも卓上に電卓を常備する理由は「起動速度」。
スマホだと「ロックを解除して、電卓アプリを立ち上げて」と計算をはじめるまでに時間が掛かりますが、電卓専用機なら即座に計算がはじめらます。
どんな電卓を卓上に置くか。
「1」「+」「1」「=」と押して「2」と表示されるのが普通の電卓。この程度なら私でも問題もなく使えます。しかし、いくつもの数を足し合わせたり、掛け合わせたりしていると、どこまで計算したっけ?!、式は合っていた?!と悩むことがしばしば。
そんな私には「カシオプログラム関数電卓 FX-5800P-N」(Amazon)。実売6-7千円。
画面が大きく最大16文字*4行の表示ができます。1つの式は最大127バイトまでOKなので、たくさん足し合わせるときもどこまで入力したか悩む必要なし。万が一、間違えていてもカーソルキーで戻って直せます。
変数の中身を変えて、繰り返し計算できるソルブ機能も便利です。
たとえば、「100円のりんごと80円のみかんを買うことは決まっていてるけど、それぞれいくつ買うのか決まっていない場合」はこんな式を入力。
Aがりんごの個数、Bがみかんの個数、Xが求めたい税込み金額です。
りんごを256個、みかんを128個買うなら、[SOLVE]を押してA(りんごの個数)に256 を、B(みかんの個数)に128を代入します。代入の確定は[EXE]で行います。
あとは[SOLVE]を押せばX(税込み金額)が求められます。
このソルブ機能は実売2千円弱の「CASIO カシオ 関数電卓 394関数・機能数 数学自然表示 fx-375ES-N ブラック」(Amazon)にも付いています。
ちなみに「カシオプログラム関数電卓 FX-5800P-N」(Amazon)は「Casio BASIC」(BASICライクな構造化BASIC言語)を使ったプログラミングもできます。
プログラム機能については以下のサイトが詳しいです。
15年近くお世話になったポケコン「PC-E650」の方が愛着はあるのですが、ポケコンはどこかで眠っている在庫を探すか、オークションかと言った手段でしか入手できなくなっているようなので...
2.って言うか家中に電卓を
冷蔵庫やホワイトボードなど、算数が必要になりそうな場所には電卓を置いておきます。
たくさん置くことを優先するなら電卓は100円ショップで買ってきた物で十分。冷蔵庫に貼り付けたければ、これまた100円ショップで買ってきた磁石を貼りましょう。
もうちょっとオシャレにしたいなら「hp 電卓 QuickCalc チョコレート」(Amazon)とか。
我が家のホワイトボードにはコレ。裏面に磁石が付いている以外は普通の電卓。パールピンク(Amazon)やシャルトリューズグリーン(Amazon)もあります。
冷蔵庫に貼るならタイマー/ストップウォッチ機能も付いている「DRETEC 電卓付長時間タイマー バール」(Amazon)とか。もちろん磁石付き。
いろんな所に電卓を置いておけば、算数にストレスを感じることなく過ごせます。
3.ブラウザなら「Wolfram Alpha」のプラグインで
次はパソコン。メールを書いたり、ブログを書いたり、書類を作ったり、多くの作業をブラウザ上で行っています。
ちなみに愛用しているブラウザは「Google Chrome」。MacでもWindowsでもiPhone/Androidでも使えて、Gooleアカウントで諸々を同期できるので。
ブラウザで作業しているときの計算は、あらゆる数式を解いてくれるWebサービス「Wolfram Alpha」を使います。
Google Chrome拡張機能「Wolfram|Alpha (Official)」を入れておくと、アドレスバーからWolfram Alphaを呼び出せます。呼び出し方はアドレスバーで[=]+[スペース]もしくは[=]+[タブ]です。
計算結果をテキストコピーしたいならここをクリック。(これがちょっと面倒。)
計算式をメールで共有したいならアドレスバーのURLをコピペするか、以下の手順で短縮URLを生成します。
電卓としてつかったり、計算式を共有するならGoogle検索でも十分なのですが...「Wolfram Alpha」を使うのは色々な計算ができるから。
- Google検索でもできますが「今日の天気」なら「weather in tokyo」
- 日数計算をしたいなら「2007-06-29 to 2014-01-01」
- iPhone 5sのスペックを知りたいなら「iPhone 5s」
- WXGAってどれくらいの大きさだっけと思ったら「WXGA」
- 自分のIPアドレスを知りたいなら「who am i」
- QRコードを作りたいなら「qr code https://goodegg.jp/
- 地球と月の比較なら「earth vs moon」
- A4サイズって何cm x 何cmだっけなら「A4 paper」
- 中国とインドの人口を比べたいなら「population of china vs india」
- ギターのチューニングでA(440Hz)の音が欲しいなら「440Hz」
- その他の例は「Wolfram|Alpha: Examples by Topic」で確認できます。
「Wolfram Alpha」にまかせることを決めておくと、Google検索の結果から最適なものを選ぶ時間を減らすことができます。チリ積時短テクニックです。
4.Macなら「Spotlight」
Macを使っているときはコレ。Control + スペースで「Spotlight」を立ち上げたら、あとは数式をいれるだけ。>
計算結果をコピーしたいときはCommand + Cで。
私は使いませんが、sin,cos,tan,exp,pow,sqrt,log,!など関数を指定することもできます。
いつもお世話になっています。
5.iPhoneなら「計算機+ 式が見える電卓」が新定番
外出先などではiPhoneのお世話になる機会も多いです。iPhoneならコレ!

「計算機+ 式が見える電卓」
価格:100円 販売元: SHIBUYA Masanori
※上記は記事執筆時点の情報です。最新情報はリンク先にてご確認ください。
アプリ名にもある通り「式が見える電卓」です。式を直したり、共有したりももちろん可能です。
いままでも似たアプリを使っていたのですが...起動まで時間が掛かるのが弱点でした。その点、「計算機+ 式が見える電卓」
は起動も十分早いので乗換え。集計バーを使って、入力した値の税込み合計をすることもできます。
消費増税後に税抜き表示が増えたので、買い物にも使えますね。
さらに変数と式を使った計算もできます。「1.卓上には素早く起動する高性能な電卓を」でご紹介したソルブ機能のような使い方ができます。たった100円で。詳しい使い方はサポートサイトをぞうぞ。
広告表示されたり、変数が使えなかったり、計算履歴をメモ帳のようにシート保存できる機能がなかったりと制限はありますが、「計算機+ 式が見える電卓 無料版」
もあります。6.Galaxy Note 3の電卓も便利
Galaxy Note 3では、いつでも呼び出せるペンウィンドウから...
標準アプリの「アクションメモ」には手書き文字の認識機能が搭載されています。ダイヤラー、カレンダー、ブラウザなどに文字を渡せるのですが...今日現在ブラウザに上手く文字列が渡せない。残念。数式をGoogle検索に渡したい。残念。
7.これが一番
隣にいるときは、彼女に聞くのが一番早い。
先月めでたく結婚10周年を迎えました。いつもありがとうございます。