シグマA・P・Oシステム販売さんからBluetoothヘッドセット「SBT03」(製品ページ/Amazon)をお借りしたのでレビューします。
片耳タイプながらA2DP対応なので音楽やゲームを楽しむことができます。そして、小さい。
今回試した商品はコチラ
今回はひょんなことから以下の製品をお借りすることになりました。Bluetooth製品はなかなか店頭で試すことができないので個人的にも嬉しいのですが...自分で使うだけじゃアレなのでレビューします。
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音楽視聴などをメインで使うならブラウンはいかがでしょう。ヘッドセット感が少ないのが良いかと。
※今回はiPhone 3GS+3.0での利用感です。3G+3.0でももちろん使えます。
基本性能/付属品
まずはつまらないかもしれませんが...基本性能です。
項目
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内容
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バージョン
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Bluetooth ver 2.1
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対応プロファイル
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A2DP/AVRCP/HFP/HSP
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充電時間
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2時間
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連続再生/通話時間
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4.5時間/5時間
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スタンバイ時間
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最大100時間
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8台
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×
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SCMS-T
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○
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DSP
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×
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続いては付属品。
左から「スフック付きラバーキャップ、取説、ACアダプタ、本体&クレードル、USBケーブル」です。
USBケーブルの一端はクレードルに挿して使います。本体には直接挿すことはできないものの、USBケーブルのもう一端はPCに繋いで充電できます。
SONY BT140Q(Amazon)、PLANTRONICS VOYAGER 510(Amazon)と並べてみました。
本体に直接させないのはSBT03(Amazon)だけ、その代わりPCから充電できるのも
SBT03(Amazon)だけと悩ましい感じ。
持ち運び向けとは言えませんが...クレードルは小さく質感も安っぽい感じじゃないのはgoodです。
小さい、軽い
まず感じたのは小さいこと、軽いこと(約12g)です。
コンセプトの違う製品とは言え、SONY BT140Q(Amazon)、PLANTRONICS VOYAGER 510(Amazon)と並べてみると小ささが目立ちます。
ちなみにイヤーフックは根本で回転するので右耳、左耳とも対応します。そして取り外しも可能。
1週間ほどSBT03(Amazon)で通勤してみたのですが、「ヘッドセットな感じ」を最小にするために取り外して使ってました。
耳の穴と製品のフィット感は個人差がありますが...小走りしたくらいでは落ちることはありませんでした。
付属品のフック付きラバーキャップにするとフィット感が増すので不安な方にオススメです。
普段使いはもちろんですが...寝モバにもオススメ
A2DP対応なので音楽も聴け、ゲームも、動画もOKです。
片耳タイプなので音の広がりは両耳タイプとは比較するまでもありませんが、きちんとステレオ音声が片耳から聞こえます。これはスゴイ。
ただ、A2DPの特性としてちょっと音声遅延があります。私の場合はタイミングに厳密な音ゲーや演奏テクニックをじっくり眺めたいPVじゃなければ許容範囲です。
ちなみにGangstar (ギャングスター)(AppBankのレビュー記事)は、このSBT03(Amazon)で全クリしました。
通勤で音楽を聴く ×〜○
通勤利用の最大の難所は片耳ヘッドセットで街中を歩くこと...
しかし、この製品のヘッドセット感が少ないせいか、世の中が私に興味がないせいかはわかりませんが...視線が痛いってことはありませんでした。
LEDが光るのがちょっと気になりましたが...特段痛い視線を感じなかったので、目の前でチカチカさせなければ構わないのかもしれません。
片耳なので周りの音が良く聞こえます。
音楽に集中したいなら×、BGMとして聞こえれば良いならば十分○です。
家で使う ○
シチュエーションによるかもしれませんが、片耳だとテレビ見ながらとか、家族の声を聞きながらも使えるのでいいなぁと。
寝モバ ◎
私の場合、「iPhoneでのゲームは寝る前に布団の中で」と決めています。
片耳は枕、片耳はSBT03(Amazon)って言うのが最高でした。軽いのもありますが、いままでは枕側の片耳を外したり、枕と頭に挟まれてイヤホン付けた耳が痛かったりしたので...
ニッチな使い方ですが一番お気に入りの使い方だったりします。
接続設定
接続設定は簡単です。初回の接続方法を備忘メモとして書いておきます。
- ペアリンクモードに入る。SBT03(Amazon)の場合電源ボタンを5-7行長押しです。
- iPhoneの[設定]-[一般]-[Bluetooth]をオンに。
- 製品名が表示されたらタップ。
- 接続要求を許可する。
- おしまい。
PIN(0000)を聞かれることもなく接続できました。2回目以降はSBT03(Amazon)の電源を入れて、iPhoneのBluetooth設定から製品名をタップすれば接続できます。
音楽を聴く
接続していれば自動的にヘッドセットから音声が聞こえます。
音楽・動画再生中はヘッドセットを使うか、スピーカーを使うかの切り替えも可能です。
ボリュームの調整はiPhone側ではできないので、ヘッドセット側のボリュームボタンで調整します。
しかし、残念なことにiPhoneがAVRCPに対応していないため曲送り/曲戻し/一時停止/再生ができません。
通話する
着信があるとヘッドセットから着信音(ヘッドセット内音声で固定)が流れます。基本的な操作はこんな感じ。
- 電話に出る ... 電源ボタンを短押し
- 着信拒否 ... 電源ボタンを2秒長押し
- ミュートのON/OFF ... 通話中に電源ボタンをダブルクリック。ミュート中は断続的にビープ音で教えてくれます。
- リダイアル ... 通話中じゃない時に電源ボタンをダブルクリック。
「音楽再生中に着信->応答->電話を切る->音楽再生状態に戻る」のは有線イヤホンやスピーカーを使っているときと一緒です。
もちろん電話についてもヘッドセットかiPhone本体かスピーカーフォンか選択できます。
雑感
とにかく小さく、軽い。そして、片耳でもきちんとステレオで音楽を聴ける面白い製品です。
しかし、「音楽を集中して聞きたい!」って時は両耳タイプや有線ヘッドフォンの方が良いでしょう...なので音楽を集中して聞きたいならいつもの有線ヘッドフォンで、寝モバや線が邪魔なシチュエーションなどでSBT03(Amazon)と使い分けるのが現実的だと思います。
欲を言えば音楽を聴くときはこれを両耳で使いたい...
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